大阪府和泉市の放課後等デイサービス「就労準備型放課後等デイサービス 自由帳」
理学療法士で管理者の上野真博です😉
おかげさまで毎日忙しく過ごしています。
今日は久しぶりにパソコンから離れて子ども達と一日関われたのですごくリフレッシュできました💖
今日は「就労準備型放課後等デイサービス 自由帳」の支援の目的の一つ
子ども達が「自分で決めた」と言える力について書きます。
まず、僕も含めて人は何か自分に不都合なことが起きると「〇〇のせいでこうなった」と人や出来事のせいで自分に悪い結果が起きたと思いたがる傾向があります。
自分自身が原因と考えてしまうと、心に大きなストレスを抱えるからかもしれないです。
でも、「他人」や「自分ではどうにもできない事柄」を原因と捉えてしまうと一つ大きな問題が生じてしまいます。
「すぐには自分自身では改善できない」ということです。
他人の考えや行為を変えるのは簡単なことではないですし、雨が降ったのが原因と考えても天気をコントロールすることはできないです。
ですが、同じ悪い結果でも「自分で決めてこの(悪い)結果になった」と考えることができると違います。
「自分の考えや判断はまだ自分の努力や工夫で改善ができます。」
会社で仕事がうまくいかない場合
①自分に向いていない仕事を与える上司が悪い
②自分で今の仕事をすると決めたけど今はうまくいっていない
①の場合は嫌嫌仕事を続けるか、仕事を辞めたとしても「上司のせいで辞める羽目になった」 と解決しない失敗経験を引きづるので、次の職場でも同じ経験の繰り返しになる可能性が高いです。言い換えれば「他人に自分をコントロールされている感覚を持ちます」
②の場合は仕事を始めると決めたのは自分と考えることができているので、この先仕事を続けるのも辞めるのも自分が決めることができると考えられます。
言い換えれば「自分で自分をコントロールできている感覚を持ちます」
実はうちの放課後等デイサービスのスタッフの採用基準が一つあります。
前職の退職の理由を聞いた時に、、
「前の職場の悪口を言わないことです」
前の職場の悪口を言うくらいなら「自分なりに頑張ったけど上手く行きませんでしたテヘっ」と笑顔で伝えられる方が100倍いいです。笑
退職理由に前の職場の悪口を言う方は、採用して勤務が開始しても「自分で決める」ことができない方が多いと思います。
この話がどう支援に繋がるかと言うと、、
人はどうしても悪いことが起こった時に「自分の弱いと部分に原因を求めます」
そして、障がいをお持ちの方の周囲には「障がい」をサポートする人たちが幼少期から多くいるため常に障がいを持つお子さんは何か上手くいかない出来事があると「自分の障がい特性」に意識を向ける癖がついて行きます。
そして、中学生高校生になると自分の特性に名前があることを知るお子さんが増えます。
「自閉症」や「ADHD」など。
自分の上手くいかない原因と考えていた「特性」に名前がつくと、上手くいかない原因をその特性のせいにしたくなります。
「僕は自閉症だから上手く〇〇ができない」
「僕は自閉症だからあの人は僕を嫌っている」
言葉や思いの中で上記の内容を繰り返すうちに、
「自分の人生を自分で決めている」ではなく「障がい特性が自分の人生を決めている」ような方もいらっしゃいます。
大切なのは「周りから勧められたから仕方なく障がい者雇用で働いている」のではなく「自分が支援を受けながら働きたいと決めたからこの職場で働いている」と思えることだと僕は考えています。
このような考えは、大人になってからトレーニングしてすぐに身につくものではありません。
出来るだけ幼少期から自分で決める経験をお子様に提供し、中高生の時期に集中して「自分で決めたことは自分で責任を持つ」ことを伝えて経験してもらうことが大切です。
あとは、「失敗しても大したことじゃない」ということをお子様に経験してもらうことも大切です。
お子様がエグい失敗をしても、大人が大笑いして一緒に再挑戦するお手伝いをしてあげてください👍
長くなりましたが、以上です🙇♂️
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最後まで読んでくださった方大好きです❤️
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